関節の痛み
皆さん こんにちは
大阪市住之江区カラダのミカタ鍼灸整骨院の黒川です。
今回は関節痛についてご紹介します!
さて皆さん、朝起きたときや長時間同じ姿勢でいたあと、あるいは歩いたあとなどに、膝や肘、指などの関節が動きにくかったり、痛みを感じたことはないでしょうか?
とくに寒い時期には、関節の痛みもいっそう感じやすくなります。
こうしたこわばりや腫れ、痛みがあったら、関節に炎症が起きている可能性があります。
関節痛(関節炎)は、さまざまな原因から起こります。
その代表的なものが、変形性関節症と関節リウマチです。
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また最近は、中高年からスポーツを始める人に、過度の運動による障害が増えています。
実はこの3つは同じように関節痛を伴いますが、まったく違う病気でそれぞれ対処の仕方も異なります!
そういったことを知らないで、ただ湿布薬などで自己治療をしていると、一時的には痛みが軽くなっても、かえって症状を悪化させかねません。関節にこわばりや腫れ、痛みを感じたら、その原因を知ったうえで、きちんとした予防や治療を行うことが大切です。
注意・・・関節痛の原因には、ここに挙げた変形性関節症、関節リウマチ、運動障害のほか、関節に細菌が入って起こる化膿性関節炎および、肩関節周辺の腱などの老化による四十肩・五十肩や尿酸値が高くなる痛風などもあります!
変形性関節とは?
関節痛の原因で、一番多いのが関節の老化ともいえる変形性関節症です。
私たちの関節は、軟骨がクッションとなってスムーズに動くようにできています。
その軟骨が加齢とともにもろくなり、欠けたりすり減ったりして、周囲に炎症を起こします!!
変形性関節症がもっとも起こりやすいのは、膝です。膝は、立っているだけで全体重のほとんどを支えています。
座ったり立ち上がったりするときにも、大きな力が加わります。さらに加齢によって足の筋肉が衰えると、膝への負担がいっそう大きくなるため、膝痛を起こす人が多いのです。
変形性関節症の痛みは、初期には湿布薬などを貼ると治まってしまいます。
ところが関節の軟骨は欠けたり、すり減ったりすると元に戻らないため、症状は少しずつ悪化していきます!
やがて立ったり座ったりの動作がしにくくなり、少し歩くと痛むような状態になります。
そうするとだんだん歩かなくなるため筋肉がさらに衰え、症状も進むという悪循環におちいりやすいのです。
そのため関節に違和感をおぼえたら、早めに予防をするか、痛みがある場合には受診することが大切です!