症例報告② 痛みで曲げ伸ばしが出来なかった腕と肘が改善し、楽しい生活を取り戻した症例
皆様こんにちは。カラダのミカタのスタッフの徳増です!
症例報告第2弾です!!
【症例報告②:腕の痛み・肘の痛み】
3ヶ月前に仕事中に80キロの金庫を右腕のみで動かそうとした際に
肘から腕にかけて痛め、それから曲げ伸ばしができなくなってしまった。
利き手である右手を痛めてしまい、力を使わないといけない職業のため
仕事にも支障をきたし困っていた。
また、大学生までしていた野球もすることが出来なくなってしまい
動くようになったら仕事を全力でしたい。もう一度野球がしたい。
と来院されました。
改善までの道のりを解説していきますので、同じような悩みをお持ちの方は
是非参考にしてみてください!
・問診(カウンセリング)
30代 男性 会社員 右利き
主訴
右腕・肘の痛み:曲げ伸ばしできない。 動かすと肘関節に痛みが走る。
しびれ(-)
検査
整形外科でレントゲンを撮ったが特に異常なしと診断
肘関節屈曲 上腕二頭筋、腕橈骨筋の痛み(+) つっぱり感
肘関節伸展 上腕三頭筋の痛み(+) つっぱり感
前腕回外 上腕二頭筋、回外筋の痛み(+)
施術
肘 牽引 テーピング
腕 筋ポンプ施術
肩 関節包内運動
頸椎マニピュレーション
この後3日に一回治療していき、3回目から鍼治療でのアプローチも追加
鍼治療 前腕伸筋群 肘関節 圧痛部の局所治療
パルスなし
再検査
〈 初回施術 〉
肘関節屈曲・伸展時 痛み(+) 可動域改善
前腕回外 痛み(-)
〈 3回目の施術 〉 ( 鍼治療も追加(筋肉に対してアプローチ) )
肘関節屈曲 痛み(-)曲げれるが最大可動域まではいけない
肘関節伸展 痛み(+) つっぱり感が少し残る まだ伸ばしきれない
〈 5回目の施術 〉 ( 鍼治療継続(東洋医学的配穴でアプローチ) )
肘関節屈曲・伸展 痛み(-)
伸展時のみ最大可動域までいけない
このような変化がみられました。
5回目以降からは週に一度のペースで治療を続けていき、10回目の施術の頃には
屈曲・伸展時痛みもなく、最大可動域まで動かすことも可能になりました!
また、治療をしていく上でご自身でも痛めないようにと意識するようになったそうです。
そして大学生までの間ずっとしていて出来なくなっていた野球の練習もそろそろ再開出来そうだと喜ばれています!
考察・まとめ
腕や肘が曲がらなくなる原因にはさまざまな要因がありますが、
今回の患者様の場合は
①疲労の蓄積 → 日々過度な負担が筋肉や関節にかかっていた
②カラダの歪み → 右利きのため片方の腕を使って仕事をしていたため歪みが出た
③急性要因 → 急激な負荷により筋肉や関節を痛めてしまった
これらの要因が考えられます。
今回私はこの患者様を通して、鍼治療は痛めている筋肉にアプローチするだけでなく
東洋医学的に考え経絡を用いての配穴の鍼治療を加えることで更に効果が出ることがわかりました。
痛みを早くとるために、痛みのある筋肉や場所に重点を置きがちになりますが、
筋膜や経絡の流れの繋がりを考え治療するのも良いと思います。
急な関節や筋肉の炎症はまずは安静がとても大切です。
ですが、「お仕事がありどうしても使わないといけない。」という人の方が多いかと思います。
そんな時は、その状態から痛めにくい動かし方やご自身で出来る自宅ケアが大切になってきます。
ですので、カラダのミカタでは整体施術だけでなく、自宅で出来る簡単なセルフエクササイズもお伝えしています!!
私達と一緒にお悩みを改善しましょう!
皆さんが悩みから解消されて、笑顔で過ごして頂けるように全力でお手伝いします!!!